レーザー脱毛の場合、1回照射しただけでは、理想的な効果は得られません。
人間の体毛は、驚異的な生命力を持っており、
発毛を促進する組織を完全に破壊しなければ、
一定のサイクルに応じて、毛は生えつづけていくのです。
このように毛の生え変わるサイクルのことを、毛周期といいます。
毛周期は
「成長初期」
「成長期」
「退行期」
「休止期」の4つに分けられます。
●「成長初期」は、毛母細胞が分裂を開始し、
毛球を造成することで、毛の成長がはじまる時期です。
●「成長期」は、毛が毛乳頭から分泌される栄養物質を吸収し、
強固なものに成長していく時期です。
この段階で、皮膚の表面にはっきりと発毛が確認できるようになります。
●「退行期」には、毛母細胞の分裂が終わり、
毛球が縮小することで、毛の成長が大幅にスローダウンします。
●「休止期」になると、毛球はさらに縮小し、
その結果、毛乳頭と毛は分離して、生えていた毛が抜け落ちていきます。
わかりやすく言えば、頭髪が成長期の時間が長いのに比べ、
眉毛は腋毛は、休止期の時間のほうが長いのです。
だから、髪の毛は黒々とした生命力を維持しており、
一方で、女性からムダ毛と呼ばれ忌み嫌われている腋毛や脛毛などは、
ある程度のところで抜け落ちていってしまうんですね。
これらのムダ毛をレーザーを用いて永久脱毛するためには、
通常女性たちが「長くなってきたなあ」と感じてお手入れをする期間と
同じくらいの割合で、照射を行なう必要があります。
つまり、休止期の時間が長いほど、照射回数は増えるということになるのです。
休止期が特に長い脛や太ももの毛の場合には4〜6回、
やや休止期の短い腋毛の場合には3〜4回といった具合です。